冬場は寒くて原付バイクに乗っていないので、月に1回ほどエンジンだけを始動していたのですが、スターターボタンでは掛からなくなり、キックでなんとか始動できていました。ついにキックでも始動しなくなり、メーターの赤ランプ(FIランプ)が点いたままのようなので、どうやらエンジンの制御回路が働いてないようです。ウインカーは点滅するので、バッテリーはゼロではないが、電圧が下がっているのかと思います。
バイク屋さんを呼ぶか、バイクを押して一番近いバイク店まで行くか、と思ったのですが、どっちにしても、工賃がかなりかかるはずなので、自分でバッテリーをはずして充電するほうが安いに違いないという結論に達しました。
サクル株式会社 SUCCUL SCL-APT-1308V1A 980円(+送料600円)という製品があったので、注文しました。
クリップ部分が大きくてクリップ全体が絶縁されているので安全そうです。
フロアパネルの六角ネジ2本を外すと、すぐバッテリーが見えるので、バッテリーは横倒し状態で設置されているので、少し斜めに起こさないと作業がしにくいですが、端子は六角レンチかプラスドライバーで回せますが、要点は、マイナス端子から外して、次にプラス端子を外す、という事のようです。先にプラス端子に工具で触ってしまうと、ドライバーやレンチがバイクの金属部分に触れた場合ショートしてしまうので、それを防ぐためのようです。
充電器は13.8V1Aという規格で、出力は小さそうですが、逆に時間をかけてゆっくり充電するほうが安全なようです。充電中は充電器のLEDが赤色点灯で満充電で緑色になり、今回は4時間で完了しました。
充電後のバッテリーを再度取り付けると、スターターボタン1回で無事エンジンが始動しました。昔のキャブレター方式のバイクだと寒い冬場はチョーレバーを調整したり、何回もキックをしていたので、今さらながら原付バイクも進化していたと気づきました。
この先、電動バイクが普通になってくると、故障原因がややこしくなってきて、修理はバイク屋に頼むのか、電気屋に頼むのか、パソコン屋に頼むのか、みたいな事になりそうな・・・