ついに悟りに達しました

この寒いのに夜になると日本の２倍くらいの大きさの蚊が血吸いにきよる。シャワーのお湯はチョロチョロとしか出んし、このホテルのお湯は電気ヒーターなんで熱いが、ほとんどの安ホテルはお湯がすぐ冷水になりやがる。乞食のガキ、いや低所得層の子供さんはしつこいし、土産物屋はぼったくり値段言ってくるし、ほんま疲れるで。

そやさかいに、ついに悟りに達してしもた。人間は昔から色々な宗教を考え出して、悟りや解脱によって苦しみから解放されようとしたんやが、最近になって「科学と資本主義による商業経済システム」という新しい宗教を考えついて、ほとんどの人類がその信者になったんや。

この新型宗教は要するにそもそも「悟り」を必要としないんや。お金と科学技術で快適さを実現できるとしたら、悟りも解脱も魂も不要や。悟りちゅうのは人間には限界があることを知るという一種のあきらめなんや。

それが医学の進歩で死も希薄になり、実際には会えない相手にもラインでチャットできて、宗教の聖地も、昔はこういう宗教がありました、という観光エンターテイメントになっとる。

誰が好き好んでインドなんかに行くねん。日本にいたら平均的な収入があれば年中エアコンの効いた部屋で過ごせるし、道で牛とぶつかることも無い。インドでさえもう少しすれば先進国といわれる国と同等になるはずや。（なるやろか）

あかん、久しぶりに薬切れてきた。

ブチ切れブログ終了。