今回のガンジス旅行は、ガンジス川をテーマにしたイラストマンガ制作のための取材であったが、寒いのと混雑でほとんど観光しておらず、逆にブッダ師ゆかりの地を見る機会になってしまった。
そこで、お釈迦様(釈尊)というのは、後世には完成された人格者のように描かれているが、実は、生きていた当時は、もっと不完全なロックな人だったのではないかという推測のもとで、妄想の伝記を描いたら面白い気がしてきた。
映画「リトル・ブッダ」のキアヌ・リーブスが結構イメージに近い。
ほとんどの歴史上の人物は「こうあってほしい」という人間の願望や妄想ででっちあげられたに違いない。