最近のテーマは「ローコスト生活」ですが、言い換えると「ミニマルライフ」「貧乏生活」と同じかもしれません。
まず、生活費に占める割合が大きくて毎月必要なのが家賃です。安い賃貸をいくつか見ましたが、結局、なんらかの理由があって借り手が付かないから安いのであり、例えば、この写真の家は戸建てで、部屋数もあり、家賃15000円くらいでしたが、坂の上にあり、100段ほどの階段を上らないといけないので、それが最大の難関でした。それに、古くて安い賃貸は修繕費自前というのも多いです。
土地と家で売価30万円という物件もありましたが、浄化槽、水回りの修繕に100万円近くかかるということで、これも難問です。
安い山林を購入して、テントや小屋を建てて暮らす、というのも選択肢ですが、自力で小屋を作れるかどうか、水洗トイレや温水シャワーやエアコン冷暖房無しの生活に耐えられるかどうかで、高齢になってから、ますます耐えられるかどうかが疑問です。
結局、節約のための節約をしたいのか、節約して浮かせたお金で何かがしたいのか、何かをするため(しないため)の手段が小屋暮らしなのか、小屋を自作するのが好きなのか、農業をしたいから広い土地が必要なのか等、スタイルは様々かと思います。
考えてみると、社会生活で最大公約数的に快適な暮らしをしようと、過去から試行錯誤した結果が今の世の中なのでしょうが、その基準がどんどん変化していってるのかもしれません。
昔は娯楽が少なかったためか、電波を使って同時一斉に同じ様な番組を流しておけば楽しいだろうと、テレビ放送が発明されたのでしょうが、インターネットが出来てからは、無数の娯楽スタイルが生まれたので、テレビ放送の娯楽としての役割がどんどん無くなってきたように。
しかし、高齢になってくると、残り時間で農業が可能かとか、木材持ち上げる力は有るかとか、どんどん限界が見えてくるがな。
結局、郊外の少し不便な場所にある賃貸物件が、共用部分は管理費で修理してくれるし、一番ローコストなのかも。