自分の意識など1%くらいのものかもしれない
通常、自分の意志や意識で行動していると思っているが、実は、体の細胞やら神経やらが、勝手に動いた結果を、少し遅れて脳が把握して「自分はこうしたかった」と過去形で結論付けているのかもしれない。
火傷しそうな時とか危険な時は、瞬時に体が反応するので、頭で考えている暇は無いはずである。意識というのは、常に過去に起こった事を整理しているだけの働きなのかもしれない。
全身麻酔の手術など、少しの化学物質の投与で意識が無くなり、その間は、自分がどこに居るのか、何をしてるのか、自分がフリーズして存在していないのと同じである。
絵を描くのも、なんとなく絵が描きたいから描いてるだけ。スポーツ競技で走ってる人も、なんとなく走りたいから走ったら人より速かったから、その道に進んだ。とか、そういうものかもしれない。
アゲハ蝶の模様も、蝶の自分の意志ではなく、なんとなく墨絵流しのように色素細胞が流れたら、他の蝶から評価?されてメジャーになった。とか、そういう事だろうか。
では、その、なんとなく、細胞や物質を動かしている原動力はどこから来ているのだろうか、という疑問も湧くが、答えも無い。