河童アオミドロは緑色

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009 一旦退院

いきなり松葉杖で駅を歩いたり電車に乗れるはずも無く、タクシーで自宅まで帰りましたが、松葉杖で階段で4階まで上がり、二か月間無人だった部屋に入るというのは無茶苦茶重労働で、突然の入院だったので冷蔵庫の中身は全滅、ベランダも全滅していました。食料品も無く、幸い今の時代はアマゾンという強力な通販があるので食料品の「置き配」で4階まで持ってきてくれるので助かりました。

ここからが大問題で、咳と熱のある人間を一般の開業医がみてくれるのかという事です。当時コロナ流行の再燃で「風邪症状のある方診察おことわりします」という医院が多く、電話で「PCR数回して陰性で、血液データもあり、おそらく肺炎だと思います」とかなり必死で説明して、診察待ちの患者さんが全員終わった後に別入り口から入りレントゲンを撮りましたが、開口一番「即入院が必要な状態です」と言われました。

お医者さんは、この状態でよく動けているなあと半ばあきれていました。

なんと「肺炎で左肺が真っ白で水が溜まっている」らしいのでした。

「うちのクリニックでは無理なので大きな病院を紹介する」と紹介状とレントゲン写真をもらいました。

翌朝、紹介された病院にタクシーで行くと「うちでは入院治療できない」と拒否され、別の病院を紹介され、またタクシーで行くとそこではレントゲン写真を見たとたん「うちでは無理です」と、なんと診察費も請求されずに断られました。窓口での話を総合すると、

「通常の肺炎は一般の内科や呼吸器内科で薬で治療できるが、この状態は呼吸器外科に行かないといけない」らしいのでした。

グーグルマップで探しても「呼吸器外科」の開業医は少ないようで、大病院は基本的に紹介状が無いと行けないようで、やっと翌日、またもやタクシーで呼吸器外科の開業医に行きました。そこでは入院治療はやっておらず、しかし「〇〇病院の先生に話をつなげたので明日朝一番に診察できます」との事で即入院前提のようでした。

退院してからすでに一週間近く経過しており、今考えると自力で動いていたのがありえへん状態だったようです。

そこで気づいたのは「○○病院て去年、皮膚がんの手術をした病院やないか」で、最初からここの病院を紹介してくれたら済んだはずなのですが、治療科目によってお医者さん同士のネットワークがそれぞれ違うのかもしれません。

(2023年1月)

 

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