河童アオミドロは緑色

河童アオミドロの緑色妄想解脱断捨離中道生活ブログ

010 いきなり緊急病棟に入れられる

紹介状とレントゲンデータを提出して呼吸器外科の朝一番の診察を待っていると、診察無しに「入院になりますので上の階に上がってください」と言われ、予測していたので、入院お出かけセットを入れたバックパックを背負って看護師さんについていきました。緊急病棟(緊急入院患者用)という場所で血液検査とレントゲンの結果を見て、

「炎症と白血球の数値が高く、アルブミンと赤血球が少ない、肝臓の数値も悪い、左肺に胸水が溜まって肺が小さくなって真っ白」肺炎と栄養不良からの「膿胸」だと結論が出ました。

「まず呼吸器内科としては脇腹を切って胸水を排出します」といきなり言われ、

「しゅ、手術ですか?!」

「今、この場で切ります」

なんと麻酔の注射を脇腹にブスっと刺すと、メスでさくっと切り、太いホースのようなものを差し込んだようです。四角いタンクにルビー色の液体が出てきたので

「ま、ま、真っ赤ですね」

(胸水自体は薄黄色の透明な液体らしい)

「切りましたからね、血液が出てます、こりゃあかんな」

的な会話があり

胸水が長期間滞留していたので内部で固まりかけているらしく

「内科の処理では無理なので、外科と交代して全身麻酔で胸腔鏡(内視鏡)手術します」

と言われました。

もはや、自分の悪い場所は骨折だったのか肺炎だったのかわけがわからなくなりました。

手術の日が決まるまでの数日排出チューブを付けたまま、点滴を続けていました。

またもや、胸に電線も付けて、体を動かせない状態に逆戻りしたのでした。

緊急病棟はICU(集中治療室)よりは一般病室に近いようでしたが、正式な病室が決まるまでの仮の部屋のようでした。

確かここで2回ほど心臓が止まりかけたらしく医者と看護師の集団が走ってきましたが、1回目は心拍数が一瞬40以下になったらしく、2回目はモニターの電池切れだったので、特に致命的ではありませんでした。

しかし、すごい事に数日で咳や熱がどんどん下がってきて楽になってきました。

というか、1か月前に誰か診断できんかったんか。

(2023年1月)

 

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