人生の目的とはなんぞや
中二病的な疑問として「なぜ宇宙や世界は有るのか」とか「人は何のために生きるのか」とかがあるが、幸いにも時が経つと、たいていは、日々の忙しさに精いっぱいで、そんな事を考える事も無くなってしまう。
そういう疑問には答えが無いので、質問の内容自体が間違っているともいえるし、すべての事に原因や理由や目的があるわけでも無い気がする。人間というのは、疑問や質問に対応する、もっともらしい答えがあると安心できるから、答えをでっちあげてるような気もする。
生きてる目的とか意味は元々何も無いのだろうが、本能や煩悩に押されて、引っ張られて、やりたいと思う事、出来る事をやってる事を「目的にしておこう」と思うだけのような気がしてきた。
「生きる目的」というよりは「生きる言い訳」と言ったほうがぴったり来るのではないか、というのが歳をとってからの新しい発見である。
中二病的な疑問を突き詰めて科学や哲学にまとめ上げる人もいるが、それだと元々の中二的な雰囲気が無くなってしまいそうなので、結論としてはマンガとしてまとめるのが一番ぴったりのような気がしとる。